大谷翔平選手の新通訳として就任が決まったウィル・アイアトン氏。
実は出身高校も出身大学も素晴らしい学校を卒業されている高学歴で、それ以外にも様々な実績や経歴を持つ超エリートな方だということがわかりました…!
今回は、ウィル・アイアトン氏の素晴らしい学歴と経歴・実績をご紹介します!
ウィル・アイアトンの学歴まとめ!実績もすごくて超エリート!?
ウィル・アイアトン氏は以前石井一久さんが投稿している「話せるスポーツニュース スポヲチ」というYouTube動画に出演したことがあります。
そこでご自身の学歴や実績・経歴などについて語っていました。
ウィル・アイアトン氏の詳しいプロフィールについてはこちらの記事に書いてあるのですが、
実はそこでウィル・アイアトン氏の驚くべき超エリートな経歴がわかるのです…!
ウィル・アイアトンの出身高校は?
ウィル・アイアトン氏は15歳までは東京都で過ごしていたのですが、それ以降は渡米し2007年6月にハワイのミッド・パシフィック高校を卒業しています。
ミッド・パシフィック高校はオアフ島のホノルル・マノアというエリアにあります。
ウィル・アイアトン氏が15歳で渡米した理由として、ウィル・アイアトン氏は元々アメリカで野球をしたかったので、アメリカ本土に行く前の最初のステップとしてこの高校に行くことを選んだそうです。
高校時代の野球のポジションは投手や三塁手でレギュラーメンバーだったそうですよ!
ウィル・アイアトンの出身大学は?
ハワイのミッド・パシフィック高校を卒業したウィル・アイアトン氏は、その後念願のアメリカ本土に渡ります。
そしてカリフォルニア州のメンロー大学に入学し、そこで国際ビジネスを専攻していました。
ウィル・アイアトンの大学在学中の受賞歴がすごい!
ウィル・アイアトン氏はこのメンロー大学在学中に色々なことに挑戦していました。
その一部を下記にまとめました!
【ウィル・アイアトンのメンロー大学在学中の実績】
・2008年~2012年 毎年夏休みのサマー・ベースボールリーグに参加
・2011年4月「トップ・アカデミック・アスリート賞」受賞
・2012年4月「コリス・スチーア賞」受賞
・2012年5月 メンロー大学卒業生の中での最優秀賞受賞
まず「サマー・ベースボールリーグ」というものですが、アメリカでは春のシーズンが終わるとチームが解散し、自分で夏のチームを見つけないといけなくなるため、ロサンゼルスやアイダホ州などに派遣されていました。
次に2011年4月に受賞したという「トップ・アカデミック・アスリート賞」についてですが、こちらは大学3年次のスポーツ部の中で最も成績が高い学生に贈られるという賞を受賞したのです。
そして2012年4月に受賞したという「コリス・スチーア賞」についてですが、こちらは大学全スポーツ部の中で最も成績が高い学生に贈られる賞です。
さらに、2012年5月には成績4段階中3.91を取り、メンロー大学卒業生の中での最優秀賞を受賞しました。
ウィル・アイアトン氏、ものすごい方ですね…!
大学では、勉強を頑張らないと両親から「日本に帰って来なさい」と強制送還されてしまうため、ウィル・アイアトン氏は在学中にスポーツだけでなく勉強にもかなり力を入れて頑張っていたそうです。
また、メンロー大学自体も成績が良くない生徒には部活をやらせない方針の学校でした。
そうならないためにもスポーツも勉強も両立されていたとのことなのですが、そのことがしっかりとわかる素晴らしすぎる実績ですよね…!
ウィル・アイアトンの経歴がすごい!
高校だけでなく大学在学中にもものすごい実績を残してきたウィル・アイアトン氏ですが、大学卒業後の経歴もものすごいものを持っています。
まずはその素晴らしい経歴を一覧にまとめました!
【ウィル・アイアトンの経歴】
・フィリピン代表としてWBCに出場
・レンジャースとマイナー契約
・ニューヨークタイムス〜ニューヨークヤンキース勤務
・よしもとクリエイティブ・エージェンシー勤務
・前田健太の通訳としてドジャース入団
・ドジャース データコーチに転身
・ドジャース 編成部に昇格
・大谷翔平の新通訳として就任
これだけ見てもものすごい経歴を持っていますよね…!
それでは、一つ一つ詳細をご紹介していきます。
フィリピン代表としてWBCに出場
ウィル・アイアトン氏は大学卒業時にIBAF 2012年アジア・カップ フィリピン代表選手として出場するために受験をし、見事代表入りを果たします。
さらに2012年のWBCの予備大会に台湾とニュージーランドとの試合のため、フィリピン代表で背番号26で2試合出場しました。
ウィル・アイアトン氏は台湾戦で打席に立ったのですが、1打数無安打(三塁ゴロ)で終わり、試合としても上の画像を見るとわかる通り「16-0」と大差になっていて、台湾にはかなりの大差で負けてしまいました。
テキサスレンジャースとマイナー契約
国際大会での実績が評価を受けたことで、ウィル・アイアトン氏はテキサス州のテキサス・レンジャースとマイナー契約を結びました。
ウィル・アイアトン氏が所属していた頃に尾中 博俊(おなか ひろや)選手という日本人選手がいて、当時ウィル・アイアトン氏にとってはありがたい存在だったようです。
ただ、マイナー契約できたはよかったもののウィル・アイアトン氏は自身の中に限界を感じてしまい、結果として1年で現役を引退してしまいました。
ニューヨークタイムス〜ニューヨークヤンキース勤務
現役を引退した後の2012年2月〜4月にかけて、ウィル・アイアトン氏は田中将大さんのニューヨークタイムスの記事『A Passion to Pitch』の通訳とアシスタントを務め、ピューリッツァー賞を取ったバリー・べーラックさんの元で働くことに。
この当時、田中将大選手がニューヨークヤンキースに入団することが決まった時期で、地元のニューヨークの人達が「この選手は誰だ!?」と興味を持っていたため、ニューヨークタイムスの関係者の方が田中将大選手の通訳やアシスタントとして働いてくれる人物を日本で探していたそうです。
その時ウィル・アイアトン氏もたまたま日本にいたのでこの募集に志願し、田中将大選手の高校時代のコーチや監督などにインタビューを行い、田中将大選手をニューヨークに紹介するための記事を書いたとのことです。
そしてウィル・アイアトン氏はこの田中将大選手に関する記事を書いたことがきっかけで、ニューヨークヤンキースにて勤務することが決まったのです…!
よしもとクリエイティブ・エージェンシー勤務
2015年頃から、ウィル・アイアトン氏は株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーに入社しました。
ウィル・アイアトン氏はスポーツマネージメント関連で働いていたようです。
よしもとはウィル・アイアトン氏のような英語が話せるだけでなく野球をはじめとしたスポーツにも知見がある人物を求めていたようで、そこで入社を決めたようです。
そしてその時に前田健太選手の通訳のオファーが来て急遽アメリカに戻り、2016年にドジャースに入団した前田健太選手の専属通訳として勤めることになりました。
前田健太の通訳としてドジャース入団
ウィル・アイアトン氏は前田健太選手の通訳としてドジャースに入団し、2016年から2019年まで約3年間通訳を務めました。
最初の1年間はクビにならないために特に必死だったようで、以前自身が現役として活躍していた頃の経験を活かしてデータ分析に力を入れたそうです。
ウィル・アイアトン氏は前田健太選手と同い年の1988年生まれだったので、同年代ということできっと仲も早く深まったのでしょうね。
スポーツ番組に取り上げられた際には前田健太選手とキャッチボールをする様子や一緒に全速力でダッシュをするシーンなど、通訳としてだけでなく色々な面で前田健太選手を支えていたようです。
ドジャース データコーチに転身
ウィル・アイアトン氏はその後ドジャースの3Aでデータコーチの応募を知り、前田健太選手の許可をもらった上で2019年からマイナーリーグのデータコーチとして就任しました。
そこでウィル・アイアトン氏は選手のデータ分析や捜査解析などを行っていました。
ドジャース 編成部に昇格
ウィル・アイアトン氏の功績が認められ、2020年にはメジャーに昇格しただけでなくドジャースの編成部に所属し、パフォーマンス・オペレーション・マネージャーとして選手育成・能力開発を担当することに。
さらに、2022年からはその主任を務めています。
パフォーマンス・オペレーション・マネージャーという仕事は、トラックマンなどの先端機器を使い、データ分析を駆使して選手がフィールド上でパフォーマンスを向上させるために必要なサポートを行うことを指しています。
ウィル・アイアトン氏は編成部内では主にデータ分析の方を行なっており、山本由伸選手がキャンプ入りしたときには投球を見て分析をしていたようです。
大谷翔平の新通訳として就任
ウィル・アイアトン氏はドジャースの上層部からもとても高評価をされており、2024年2月にはドジャースの幹部達と一緒に侍ジャパンを視察するために来日していました。
そんな大役を任せられるだけあり将来も期待されていたわけで、当時のウィル・アイアトン氏も
と意気込んでいたようですが、今回また様々な縁があり大谷翔平選手の新しい通訳として就任することが決まりました。
まとめ
今回は、ウィル・アイアトン氏の素晴らしすぎる学歴(出身高校・出身大学)と、大学卒業後のものすごい経歴を一挙にご紹介してきました。
ここまで勉強熱心でスポーツにも熱い情熱を注げるウィル・アイアトン氏はきっと大谷翔平選手の新しい通訳としてとても適任でしょうね。
これからの期待に大いに注目しましょう!!
コメント