大谷翔平選手の専属通訳である水原一平さんがブックメーカーを利用していたことで大きく話題になっていますが、今回水原一平さんが大谷翔平選手の通訳を解雇されるに至るまでに、「マシューボウヤー」という人物と関連性があったことがわかっています。
そのマシューボウヤーという人物が一体誰なのか、そして水原一平さん・大谷翔平選手とどのような関係性があったのかを調査したのでご紹介します。
マシューボウヤー(Matthew Bowyer)とは誰?
水原一平さんは、違法であるブックメーカー(野球賭博)を利用し巨額のお金を大谷翔平選手の口座から使っていたことで解雇処分となったことがニュースに取り上げられました。
このことが明らかになるきっかけになったのが、マシュー・ボウヤー(Matthew Bowyer)という人物の関与ということになります。
このマシュー・ボウヤーという人物は一体何者なのでしょうか?
簡単に説明すると、マシュー・ボウヤー氏はブックメーカーの運営者で、長年にわたり数多くの賭博関連の裁判に出廷している人物です。
ブックメーカーというのは欧米における賭け屋のことで、最初は競馬から始まったのですが徐々に多様化していき、今はサッカー、野球、バスケットボール、アメリカンフットボールなどのプロスポーツや大学スポーツに広がっていきました。
ブックメーカーは国によって法律上の扱いが異なっています。
イギリスでは合法で免許制、シンガポールやカナダなどいくつかの国では公営のブックメーカーのみが許可されていたりと、国によって様々なのですが、アメリカではネバダ州など40州では合法となっていますが、一部では非合法となっており、水原一平さんの住んでいるカリフォルニア州では現在も違法となっています。
マシューボウヤーと水原一平・大谷翔平との関係性は?
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、マシュー・ボウヤー氏への連邦捜査の中で「オオタニ」という名前が浮上したという情報を同紙が掴んだようです。
そして同法律事務所が大谷翔平選手だけでなく、大谷翔平選手の専属通訳として長く務めてきた水原一平さんの行動を調査し始めたとのことでした。
また、アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNの方では、大谷翔平選手の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)がマシューボウヤー氏の関係者に送金されたと報道していました。
水原一平さん本人を含む複数の関係者はESPNの取材に対して
とコメントしていたようです。
このように、水原一平さんが未だ違法であるカリフォルニア州に住んでいながらスポーツ賭博をしてしまったこと、そして大谷翔平選手の口座からお金を使っていたことがマシュー・ボウヤー氏の関係者に送金されていたことが明らかになったことで、解雇に至ったということになります。
マシュー・ボウヤー氏と水原一平さん・大谷翔平選手との直接の関わり自体はないことは、マシュー・ボウヤー氏の弁護士が「ボウヤー氏が大谷とはいかなる形でも接触していない」と述べていることから明らかになっています。
ですが、水原一平さんがマシューボウヤー氏の運営するブックメーカーを利用していたという関わりはあったことがわかりました。
水原一平が約7億もの借金までした理由は?
水原一平さんは、大谷翔平選手の銀行口座から日本円にして6億8,000万円と、約7億円もの大金をブックメーカーに使ってしまったということが明らかになりました。
なぜ水原一平さんはこんな巨額を借金してまで退勤を使い込んでしまったのでしょうか?
アメリカのメディアによると、大谷翔平選手の通訳としての給料は年間年30万~50万ドル(約4500万~7500万円)だと発表していました。
水原一平さんはもっと巨額の億単位の収入があったため、もしかしたらもっと大きく稼ぎたいと思って手っ取り早くお金を手に入れられる可能性のあるギャンブルに手を出してしまったのではないかと思います。
水原一平さんは、ESPNからの取材を受けて大谷翔平選手の賭博の関わりを聞かれた際に
とコメントしていましたが、「知らなかった」では済まされないことをしてしまったため、今後水原一平さんは大谷翔平選手の専属通訳を解雇されただけでは済まない可能性も大きくあります。
まとめ
今回は、水原一平さんが手を出してしまったブックメーカーについて、そしてマシューボウヤー氏という人物が誰で、水原一平さんや大谷翔平選手との関係性があるのかをご紹介してきました。
今後の水原一平さんへどのような対処がされることになるのか、今後の動向に注目です。
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