人気漫画からテレビドラマ化が決定し、2023年にテレビで放送された『セクシー田中さん』。
同作品は良くも悪くも大いに話題になり、様々な意見がネット上で議論され一時は炎上にもなりました。
そのきっかけになったと言われているのが、チーフプロデューサーの三上絵里子さんのようです。
ドラマで炎上騒ぎになった原因は三上絵里子さんだと言われている理由は何だったのでしょうか?
気になる詳細や真相を、三上絵里子さんの経歴から探っていきたいと思います。
三上絵里子の経歴まとめ!
まずは、気になる三上絵里子さんの経歴をご紹介します。
日本テレビに入社し、プロデューサーとして活動。
現在はチーフプロデューサーやエグゼクティブプロデューサーを務める。
日本テレビで初めて関わったドラマは2007年に放送された『ホタルノヒカリ』。
一般社団法人「日本映画テレビプロデューサー協会」で理事を務めている。
このような経歴を持っています。
三上絵里子さんのプロフィールですが、芸能人ではなく一般の社員さんの立場ではあるため詳しい情報は公表されていませんでした。
憶測ですが、「日本映画テレビプロデューサー協会」で理事を務めているということから、年齢としてはおそらく50代前後ではないかと思われます。
三上絵里子さんは、プロデューサーとして関わったドラマ作品は数十作品にも及び、テレビドラマよりは少ないものの、映画制作のプロデューサーも務めています。
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL2』ではエグゼクティブプロデューサーとして務めたため、日本テレビ系のドラマ制作部門ではかなり責任のある立場にいるのだと思われます。
『セクシー田中さん』が炎上した理由は三上絵里子?評判まとめ
『セクシー田中さん』の炎上騒動の経緯
漫画家・芦原妃名子さんが手がけた人気作品『セクシー田中さん』は、ドラマ放送期間中は大いに注目を集めました。
ですが、それは良い意味だけではなく悪い意味でも注目を集めてしまい、一時は炎上騒動にもなりました。
その炎上騒動を簡単にまとめると、下記の通りとなります。
元の原作の漫画原作とドラマで違う流れでストーリーが進んでいった
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ドラマのみを見ていた視聴者からは好評だった。
ただし、原作漫画も見ていた視聴者からは「原作に忠実で良い」「全然違う。がっかり」という評価とが大きく分かれる
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第9話から原作漫画家の芦原妃名子さんが脚本家となり、不評がさらに加速
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第1~8話の脚本家の相沢知子さんが、作者を侮辱するかのようなコメントをインスタで投稿
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2024年1月26日に原作者・芦原妃名子さんがブログ更新
ドラマ化されるまでの経緯と第9話から脚本をすることになった理由を公表
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公開されたものが苦言を含むかなり厳しい内容であったためネットでは大炎上
このように、ドラマから『セクシー田中さん』を知った人にとっては好評な意見が多かったのですが、原作漫画から知っていた視聴者にとっては大きく意見が分かれていました。
そして、さらに第9話から原作者の芦原妃名子さんが脚本家を務めてからは、「9、10話は面白かった」「最終話が酷過ぎた」など、ネット上での評価はあまりにも両極端でした。
そしてドラマ放送終了後、芦原妃名子さんは釈明のため自身のブログで自身の意見を表明していました。
その投稿内容を簡単にまとめると、下記の通りとなっています。
・ドラマ化するなら「原作に忠実であること」を条件とした。
・「ドラマオリジナルの終盤は原作者が準備し、原則変更しないこと」も条件としていて話がまとまっていた。
・それにもかかわらず「漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう」「個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた」「作品の核となる部分をカットされる」等があり非常に苦労した。
・窓口がプロデューサーのみであったため、詳細がわかっていないので「ドラマ化の条件」はどうなってしまった?と思う状況だった。
・何度申し入れをしても、大幅な変更がなされたプロットしか出てこず困惑した。
・そのため、最終的に9話・10話は自身で脚本を描く運びとなった。
このような経緯だったことが分かっています。
そしてこの事態に大きく関わっていたのが、チーフプロデューサーの三上絵里子さんなのです。
三上絵里子プロデューサーは、テレビドラマ放送時には上記のように「リスペクトしあって制作に従事できる環境が必要と切に感じています。」とコメントしていました。
ですが、蓋を開けてみれば芦原妃名子さんからすると「原作をよくある王道の展開に書き換えられた」という、いわば改悪と言える展開に変更されてしまっていたのです。
そういった芦原妃名子さんの発言から、『セクシー田中さん』の改悪の原因は三上絵里子さんが大いに関係しているのでは…と言われています。
三上絵里子の改悪の噂は『おせん』からあった!?
なぜ三上絵里子プロデューサーがここまで悪い噂を立てられたのか?と思っていたのですが、詳しく調査してみたところ、実は三上絵里子さんは今回の『セクシー田中さん』の前にも改悪したと非難されていた過去があったことがわかりました。
その作品が、2008年に日本テレビで放送されたドラマ『おせん』です。
ネット上には、三上絵里子さんについてこのように書かれている投稿がありました。
脚本の相沢友子ばかり叩かれてるけどチーフプロデューサーの三上絵里子は「おせん」で原作者を休載まで追い詰めた前科持ちなんだよな
って下書きに残ってたけど最悪すぎるニュースだわ。伴侶お気に入りの漫画だった。かなしい
— 平井なつめ☆☆☆☆☆ (@natsumeg) January 29, 2024
プロデューサー調べてみたらチーフが三上絵里子氏の名前が。
以前おせんって作品がドラマ化したときあまりの改変の酷さで原作者の方が連載かけなくなるレベルまで激怒した事があったんだけど、そのドラマにもプロデューサーにこの方の名前あるんだよなー https://t.co/cJ8aeCP95j— まつ (@Ma2_B8) January 26, 2024
『おせん』の原作者は漫画家のきくち正太さんが手がけたのですが、ドラマ化の際に、原作者であるきくち正太さんから
『「原作とのあまりの相違にショックを受けたために創作活動をおこなえない」として連載を突如告知なしで中断させる』
という事態になってしまうほどの改変があったとのこと。
原作者の方が活動を行えなくなって連載を中断せざるを得ないほどの事態に追い遣ってしまうとは、相当の改変があったはずです。
昔からのファンはこういった騒動まで知っていたため、今回の『セクシー田中さん』の改悪の原因も三上絵里子さんが作ったのではないかと非難しているということになります。
まとめ
今回の『セクシー田中さん』の騒動では、原作者の芦原妃名子さんが自分の命を絶ってしまうまでの事態となり、かなり闇の深い展開があったのだという想像を掻き立ててしまいました。
この事件が起きてから、番組のホームページには
芦原妃名子さんの訃報に接し、
哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
2023年10月期の日曜ドラマ「セクシー田中さん」につきまして
日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら
脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。
本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております。出典:テレビドラマ『セクシー田中さん』
このような文面が発表されていましたが、これを書いたのがチーフプロデューサーの三上絵里子さんで、「このような事態にもなっているのに『感謝』とは?」
と、ファンはさらに怒ってしまっている状態です。
最終的には炎上だけでなく事件にもなってしまった『セクシー田中さん』。
今後どのような方向に事態が向かうのか…今後の動向に注目です。
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