2023年7月中旬に発生した大雨で、秋田県秋田市を中心に甚大な被害が起きています。
現在の警戒レベルな最も高い『レベル5(緊急安全確保)』が発令されており、大混乱が起きていて未だ安全な場所に避難できていない住民もかなり多いようです。
今回は、秋田市の被害状況と現在氾濫が発生している川の名前、そして緊急安全確保が発令された際の避難方法もまとめてご紹介します。
【画像&動画】大雨による秋田市の被害状況まとめ
秋田県では、2023年7月14日から記録的な大雨が降り始め、15日の午前1時には秋田市を流れる太平川が氾濫しました。
大雨が発生してからの12時間での雨量はなんと190ミリと記録され、わずか半日で平年の7月中の1ヶ月分の雨量を記録したことになります。
秋田市の主な被害状況を画像や動画でお見せすると、
川が氾濫したことにより秋田市の道路は冠水しており、車のタイヤ半分は浸かってしまっている状態です。
さらに、
【秋田大雨】秋田県秋田市を流れる太平川氾濫、秋田市内が広範囲で道路冠水被害「秋田大学の前の道路が川、イオンスタイル広面の駐車場が海で臨時休業」警戒レベル5氾濫発生情報7月15日 https://t.co/55qB7qv6ZG pic.twitter.com/sZVbVNEnqC #秋田市
— 児島 健太 (@kojikoji_m) July 15, 2023
雨が酷い秋田市☔️
お店は無事でオープン出来ています。
お隣・お向かいのマンションには自店で配達していますので、ご利用ください。
安全にお過ごしください🙇♀️ pic.twitter.com/dBKoDT85Hc— 讃岐うどん2代目WATARO (@2Wataro) July 15, 2023
このように、車で運転している住民もタイヤが半分冠水していることによりかなり運転しづらそうで、そろそろコントロールが効かなくなりそうなくらい危険な状況です。
川の流れもかなり早いので、一刻も早く避難する必要があることがよくわかります。
他にも、住民の方からの情報で危険とされているエリアは、
・秋田市広面地区
・明田地下道
・秋田駅東口
・旭川ダム
この辺りは特に警戒が必要と言われていますが、また最新の情報が入り次第更新します。
秋田県で現在氾濫発生中の川はどこ?
現在秋田県で氾濫が発生している川は、以下の通りです。
画像が見づらい方のために下記にリスト化しておくと、
・太平川
・入見内川
・内川川
・三種川
・桧山川
・雄物川
こちらの川が氾濫しており、その他の地域でも土砂崩れや多くの住宅て浸水被害があったりと、かなり広範囲にわたって甚大な被害が起きています。
秋田県内、または秋田市や現在川が氾濫しているエリアに住んでいる方は、一刻も早く避難して安全を確保して下さい…!
緊急安全確保が発令された際の避難手段と方法は?
今回のような大雨などの災害が起きた際に、自治体は危険度を知らせる警報を発令するのですが、今回の秋田市の大雨警戒レベルは最高レベルの『緊急安全確保』となっています。
つまり、自分の命を守るために一刻も早く避難する行動を起こす呼びかけがされている緊急事態ということです。
通常ならレベル4が発令されている時点で既に避難終えていなければ危ない状態で、レベル5が発令されてからでは既に避難するには手遅れになっている時もあります。
ですが、最高レベルである緊急安全確保が発令された時の避難方法はどのような手段を取るべきなのでしょうか?
大雨の際に緊急安全確保が発令された時で安全な地域などに避難することが難しい状況の場合は、このように2階以上ある高い建物などに避難することが重要です。
ただし、川に近い場所だったり、浸水が深くなるおそれのある地域内で住宅が倒壊したり流されたりする危険性がある場所については、国などが「家屋倒壊等氾濫想定区域」に指定します。
その区域では、2階以上の建物にいたとしても助からないという可能性もあり得るため、少しでも安全な場所を探すことが大事になります。
まとめ
7月15日の午後の現在はようやく少し雨が収まってきたとのことですが、まだまだ今後の天気の変化は油断できません。
また、既に浸水や土砂崩れ等の被害が起きている地域は多くあるので、避難した方はすぐに戻ろうとせず、安全の確保ができるまで避難をしていて下さい。
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